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執筆講演 - 建築コラム

エアー断震システム発明開発者との出会い|建築界の非常識か?建物が宙に浮く。


空気のチカラで家が宙に浮く、それで地震を回避する~ほとんど揺れない家!テレビで放映された。まさかそんな事、ありえるのか?疑った。発明者に電話すると「仕組みは簡単ですよ。中学生の理科の実験ですよ。」と言う。茨城県土浦市に「宙に浮く家」があり見学可能とのこと、見に行く。

坂本氏ご自身が説明、「地震が発生したとしましょう。」リモコンスイッチを押すと、シューと音がして家が浮き上がったではないか?信じられないが本当だ。何かトリックがあるのでは?そう思った。「中に入ってシステムを説明しましょう」。家の中で坂本氏の装置を示しながらの説明には説得力があった。質問にも納得のいく答えが返ってきた。 私は1998年、SNFの仲間とつくばの技術研究所で低層住宅の免震装置の開発を見学した。いよいよ一般住宅も免震の時代に入るのかという期待をしたものだ。免震システムは基礎と建物上部の間に装置を取り付け揺れを逃がす構造だ。

断震~地面と縁を切り基礎から建物全体を浮かせる?理解に苦しむ!しかし実際に何度も浮いた。地震対策の有効な切り札となると確信した。

昨日のことだ。しかしまだ疑問がある。その後も数日間毎日通い詰めた。坂本氏曰く「毎日来てもらっても、詳細は会員でないと教えられないよ。」「会員って?」すぐに払って会員になった。設計者としてははじめてだ。CMの話をした。施工者でないのだからメリットはないからだ。しかしより深くの説明で断震の有効性はさらに強まった。業務提携を結んで普及に努めることにした。1週間後のことだった。